インタビュー

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患者さまのお話をしっかり聞いて、納得がいくまで分かりやすい言葉で丁寧に何度でもご説明します。

人情味あふれるこの町で、地域に根ざした医療に携わっています。気になることは何でも聞いてください。お子さまにはお子さまの、ご年配の方にはご年配の方の目線に合わせた言葉で納得がいくまで説明しております。

医師を志した理由と消化器病を専門にされたきっかけ・エピソードを教えてください。

代々医師の家系で、父もまた医師でした。父は地域医療に従事し、地域に根ざしたかかりつけの医師をしていました。特に医者になってほしいと言われていたわけでありません。周りが医師をしていた環境でもありましたが、その中でも父の姿を見て「いい仕事だな」と思っていましたので、医師を志しました。

そして、消化器内科を選んだのは、地域のかかりつけの医師になりたいと思っていたからです。地域に根づく医院というのは、基本的に消化器疾患の患者さまが多いのです。さらに内視鏡治療の学問の扉を開いた時に、内視鏡の面白さに魅力を感じ、消化器なら内科全般を診療できると思ったことが後押ししました。

診察の際に、心がけていることやモットーなどを教えてください。

診察では、「患者さんの話を聞くこと」と「納得できるまで説明すること」を心がけています。
初めて診察される患者さんだと、緊張してなかなか症状をうまく説明できないことがあると思いますが、とにかく時間がかかってもお話を伺っています。

また、当院はお子さまの初診も多いので、その時はお子さまの目線でお話を聞くようにしています。

今後、力を入れていきたいと考えていることについて教えてください。

ケアマネージャーの資格も持っておりますので、訪問診療や在宅介護にも取り組んでおります。地域柄ご年配の方が多く、寝たきりの方や通院したくてもなかなかできないという方もいらっしゃいます。そういった方に在宅医療として定期的な訪問診療を行い、調子が悪いとお電話をいただいた時などは臨機応変に往診を行うようにしています。

この町の好きな所を教えてください

大阪市阿倍野区という地域は、あまり入れ替わりがなく、先祖代々同じ場所に住まわれている方が多いです。そのため、近所の方のお顔も分かりますし、何よりいい人が多い。人情味のある下町なので、住みやすいですし、僕自身生まれてからずっとこの地にいます。

父と同年代の方からひ孫さままで、ご家族四世代にわたって通っていただいている方もいらっしゃって、近所のお店に行くと、患者さまと遭遇することもあります。

患者さんへメッセージをお願いいたします。

何か気になることがございましたら、納得がいくまで聞いてください。聞けないと納得ができず不満もたまります。たとえば、お薬を処方されてもなかなか風邪が良くならない場合でも、そのお薬に対して十分な説明があれば、納得されると思います。
時間がかかっても理解されるまで何度でも説明しますので、遠慮なく聞いていただければと思います。